日時:2021年3月27日(土)14時〜16時30分
開催方法:オンライン(ZOOM)
開催趣旨:
1986年の第1巻刊行以来40年をかけて編纂し続けている『大阪社会労働運動史』は、いよいよ第10巻を以て最終巻となります。2024年3月の刊行を目指して、6名の編集委員を含 む60名近い執筆者が2018年12月から研究・編纂を開始しました。
明治時代以降の大阪の経済・社会・労働運動の変化を追い続け、後世に残る歴史書として編纂した本シリーズは、9巻までで総ページ数9000を超える大部なものとなりました。第 10巻では、21世紀の大阪を同時代史としてとらえていきます。最終巻でもあり、これまでの総括としての近現代大阪史を概観する章も設ける予定です。
今回のフォーラムでは、基調講演によって大阪の戦後経済史を振り返り、その特質を明らかにします。その後、6人の編集委員が第10巻のねらいについて語ります。
次第(予定)
14:00 開会
14:03 主催者挨拶 公益財団法人大阪社会運動協会理事⻑ 田中宏和
14:05 基調講演
沢井実「戦後大阪経済史点描―復興・特需、高度成⻑、そして大阪万博後の半世紀―」
14:55 質疑応答
15:05 休憩
15:10 討論 編集委員6名『大阪社会労働運動史』各章のねらい(各章7分)
第1章 経済・経営の動向 沢井実 南山大学(大阪大学名誉教授)
第2章 産業技術と職場の変化 廣田義人 大阪工業大学
第3章 雇用労働をめぐる諸相 久本憲夫 京都大学
第4章 労働運動 山田和代 滋賀大学
第5章 労働・福祉政策 玉井金五 愛知学院大学(大阪市立大学名誉教授)
第6章 社会運動 伊田久美子 大阪府立大学名誉教授
質疑応答
16:20 まとめ
16:30 終了
定員:100名(定員になり次第締め切ります)
参加費:無料 参加申し込み:専用フォーム からお申込みください。
参加者には開催2日前にZOOM情報をお知らせします。
締め切り:2021年3月20日
お問合せ:https://shaunkyo.jp/contact
主催:公益財団法人大阪社会運動協会