・当館のご利用は予約優先としております。特に初めてご利用のかたはできるだけ事前にご連絡ください。

れいこちゃん記念文庫

小児脳腫瘍のため11歳で亡くなった、エル・ライブラリーのサポーター、れいこちゃんを悼み、難病とともに生きる子ども達と家族を支えるNPOの情報収集・発信を通じて、活動を支援するために設置された文庫です。2013年6月6日開設。

以下のNPO法人の機関誌、出版物、WEB情報を収集
メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン
こどものホスピスプロジェクト
チャイルド・ケモ・ハウス

その他、れいこちゃん記念文庫の収集対象となるNPOについての情報も募集しています。
(収集対象とするかどうかはエル・ライブラリーにご一任ください)

れいこちゃん記念文庫は、サポート会員以外の方も貸出しが可能。



れいこちゃん

井上玲子ちゃん

2000.10.20~2012.6.6 兵庫県生まれ
小学5年生だった2011年6月に水頭症を発症。緊急手術と検査の結果、10万人に1人と言われる小児脳腫瘍であることが判明。余命1年と言われたれいこちゃんと井上さん一家の闘病が始まる。井上昌彦さん、れいこちゃんともにエル・ライブラリーを応援し続けてくれる大切なサポーターである。

父母ともにブログやTwitterを通じて娘の闘病生活を綴り、「空手家ライブラリアン」として知られる父・井上昌彦さんは実名でれいこちゃんの闘病の日々を記録していった。大勢の人々の励ましやNPOの活動に支えられ、れいこちゃんは1年近い日々を病気とともにありながら、常に明るさと強さを失わなかった。徐々に身体の自由が奪われ、ついにはしゃべることもできなくなったけれど、最期の瞬間までの頑張りは多くの人々に感動を与えた。

▶父、井上昌彦さんのブログ 「空手家図書館員の奮戦記」
▶母、arikoyukoさんのブログ 「元パン職人のつづる保育園給食あれこれ~今は家族の奮闘記」
『訃報:井上玲子ちゃん』 (エル・ライブラリーブログより)


この事業はエル・ライブラリー設立趣旨第3「エル・ライブラリーは、NPOや草の根市民団体の機関紙などを収集・保存し、市民の社会的活動に利する情報を提供することを目的とする」に沿って行われます。


れいこちゃん文庫は以下の方々からの寄付によります。(敬称略)
井上昌彦(れいこちゃんの父)、岡本真(アカデック・リソース・ガイド㈱代表取締役)、谷合佳代子(エル・ライブラリー館長)、
千本沢子(エル・ライブラリー館長補佐)、筒井弥生、加藤学