炭鉱幻灯上映会

「三池炭鉱閉山20年展」プレ企画第3弾
2016年8月16日(火)18:30~20:40(18:00開場)
会場:エル・おおさか701号室
参加費500円【定員40名】

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幻灯会2016

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今年も開催します。昔懐かしい夏の夜の幻灯会。
1950年代の幻灯フィルムの中から、炭鉱労働組合(炭労)が製作した2本を上映します。

日本炭鉱労働組合(炭労)は、1950年代の労働組合による幻灯(スライド)の自主製作・自主上映運動において、主導的な役割を担ってきた。1952年の炭労63日争議から、1953年の三井鉱山解雇反対闘争(「英雄なき113日の闘い」)を経て、1959‐60年の三井三池争議に至る一連の大規模な労働争議に際して、炭労はそれぞれの争議を記録・宣伝する幻灯を制作し、オルグ活動に積極的に活用した。また、上野英信文・千田梅二版画による「えばなし」の幻灯化など、文化芸術運動の一環としてもユニークな幻灯作品を生み出している。(鷲谷 花)

上映作品

1.『せんぷりせんじが笑った!』(1956年)
幻灯会2016せんぶりせんじが笑った

原作:上野英信/美術:勢満雄/撮影:菊地利夫
製作:日本炭鉱労働組合/配給:日本幻灯文化社
脚本改訂:上野朱
(上野朱氏所蔵のオリジナルプリントから作成したニュープリントを上映)

2.『三井炭鉱首切り反対斗争の記録 地底の怒り』(1953年)
幻灯会2016地底の怒り

製作:全国三井炭鉱労働組合連合会
後援:日本炭鉱労働組合 日本労働組合総評議会
脚本:西影時男(三鉱連教宣部長)
協力:日本幻灯文化株式会社、岩波書店写真部


弁士:鷲谷 花(成城大学非常勤講師)、東川絹子(関西・炭鉱と記憶の会)
講演:鷲谷 花氏


18:00 開場
18:30 開会、1本目上映
<休憩>
19:30 2本目上映開始
20:00 講師解説
20:40 終了
※上映時間は目安です。


お問合せ:エル・ライブラリーまで(メール:lib@shaunkyo.jp 電話:06-6947-7722)

主催:関西・炭鉱と記憶の会、エル・ライブラリー
協力:上野朱氏、熊本学園大学水俣学研究センター、神戸映画資料館


※予告「炭鉱の記憶と関西 三池炭鉱閉山20年展」
2017年5月5日~9日、エル・おおさか9階ギャラリーにて開催
2017年6月6日~30日、関西大学博物館に巡回